2007-03-28 クビツリハイスクール 小説 クビツリハイスクール 戯言遣いの弟子 (講談社ノベルス)作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/08/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 87回この商品を含むブログ (283件) を見る まず断言してしまうけれども、これは失敗作である。 おもしろいアイデアはある。いーちゃんが女装をしたり、相川潤がセーラー服を着てみたり。ストーリのテンポも速い。とんとん進んでいく。 でも、のれない。 問題点は、いーちゃんの性格だと考える。結局、いーちゃんの性格だと、自分でがんがん物語を切りひらいていくキャラクターじゃないから、そこでブレーキがかかる。主人公がいやいや行動しているのに、その物語に感情移入していくのは難しい。