変調二人羽織
- 作者: 連城三紀彦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2010/01/13
- メディア: 文庫
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印象的だったのが、3作目にのっている「六花の印」という作品です。後の花葬シリーズを予感させる作品です。
まったく関係ないと思われる、明治時代と現代の物語が並行して語られていき、最後は驚きの・・・。日本語の美しさに文章を読む目が奪われ、読み終わったときは小説の構造の美しさにはっとさせられます。
連城の小説は、彼が若い頃に作った小説の方が、圧倒的に好きです。