数学の考え方

数学の考え方 (講談社現代新書)

数学の考え方 (講談社現代新書)

 数学のいろいろな公式を、「ほら、これはこんなふうになっているんだよ」と紹介しながら、数学の深淵に少しだけ触れるといった内容。
 僕にでも読めたのだから、理系の人には、初歩の初歩の初歩くらいのレベルなのだろう。
 ビックリしたところは、確率の章で取り上げられていたある問題。
 「10本中に3本の当たりくじがある場合、このくじを最初に引く人と2番目に引く人は、どらが当たりくじを引く確率が高いか?」
 間違いなく1番目の人だろうと思っていたら、両者とも確率は同じなんだよね。ビックリした。