笑わない数学者

笑わない数学者 MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)

　…だ、だめだ。もう、萌絵がでてくるだけでニヤニヤしてしまう。文字の中から、「萌絵」の２文字をついつい目で捜してしまう。あんな女の子、現実の世界にいたら絶対ウザイだけなのに（笑）。
　まあ、これは作者の作戦だろうから、いさぎよくその戦略にかかってあげよう。
　本作では、ミステリの謎の部分がちょっとわかりやすすぎなのではないか。僕でも半分くらい、読みながら分かってしまった。本物のミステリ読みの人たちなら、簡単に分かってしまうのではないだろうか。
　とりあえず、S&Mシリーズは最後まで読み通してみるつもり。