寝ながら学べる構造主義
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2002/06/20
- メディア: 新書
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マルクス、フロイト、ニーチェを経て、ソシュールの言語学に触れたあと、レウ゛ィ=ストロース・バルト・ラカン・フーコーの4人を中心にして、構造主義について語っていく。
自分自身や今時分がいる社会システムなどを含めてすべて、相対化していくことで見えてくるパースペクティブ。僕たちが当たり前だと考えているからゆえに、意識することのできない問題たち、でもその当たり前のものたちの立脚地は本当に当たり前なのか。どういった理由で当たり前なの。それって、その場所に立っている人たちにとってだけ当たり前であって、外から眺めたら全然違うものになるんじゃないの、ってこと。
とくに、レウ゛ィ=ストロースとラカンのところは、おもしろいと感じた。