[小説][ミステリ]六の宮の姫君

六の宮の姫君 (創元推理文庫)

六の宮の姫君 (創元推理文庫)

 北村薫の大学卒業の際に書いた、芥川龍之介に関する卒論を下敷きにして、作られたミステリ小説。どのような小説であるのか、これはちゃんと読んでみないときっとわからないと思う。よくこんな話でドラマがつくれるな、とあきれる。
 北村薫の芸をよく味わうことのできる一品。